韓国の仁川で行われたアジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)の代理人弁護士は30日、弁明のための記者会見を本人同席で11月6日に名古屋市内で行うと発表した。弁護士は、冨田選手への聞き取りから「盗み行為はしていない」との証言は信用できるとし「名誉を回復したい」と会見の目的を説明した。
起訴内容によると、冨田選手は9月25日にチームの応援で訪れた競泳会場の記者席で、韓国の通信社のカメラを盗み、警察の事情聴取に対して容疑を認めた。被害者とは示談が成立している。
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