2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップ(W杯)の開催都市に立候補している岩手県釜石市は14日、誘致計画の詳細を発表した。東日本大震災で大きな被害を受けた鵜住居地区の小・中学校跡地をかさ上げして競技場を新設する計画で、今月末までにW杯組織委員会に申請書を提出する。
この日に開かれた市議会全員協議会で野田武則市長が明らかにした。
開催地に選ばれた場合の総事業費は約27億円で、別に運営費約1億8千万円が必要になるという。国の復興交付金などを活用しても、約9億7千万円は市の負担になる見通しだが、財源確保のめどは立っていない。
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