日本ハム稲葉選手が引退試合
プロ野球日本ハムの稲葉篤紀内野手(42)が5日、楽天戦で引退試合に臨み、20年間の現役生活に区切りをつけた。試合後のセレモニーでは「悔いなき最高の20年間、ありがとうございました」とあいさつした後は、ファンのジャンプを打席から見守った。
練習には両親や親戚が駆け付けた。稲葉選手は「グラウンドでおやじと話したのは初めてじゃないかな。最後に姿を見せられて、少しは親孝行できた」と笑顔で話した。
試合直前のシートノックでは全野手が背番号41のユニホームを着用した。雨天中止となった8月19日の楽天戦(旭川)の代替開催だったが、チケットは2週間以上前に完売した。
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