秋巡業、横浜で始まる
大相撲の秋巡業が10日、横浜市の横浜文化体育館で珍しいナイター興行で始まり、新入幕だった9月の秋場所で13勝2敗と活躍した幕内逸ノ城が大声援を浴びた。
逸ノ城は宝富士らと12番取った後、仕上げのぶつかり稽古では秋場所で初金星を挙げた横綱鶴竜の胸を借りた。なかなか押せずに土俵にたたきつけられ、体中が砂まみれ。館内から「頑張れ」などの声が飛ぶ中、約10分でぶつかりを終えた。
逸ノ城は「横綱は重くて、きつかった。(11月の九州場所で)番付が上がると思うので、しっかり稽古したい」と言葉を絞り出した。鶴竜は逸ノ城について「一生懸命さがなかった」と手厳しかった。
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