【コペンハーゲン共同】14日にセルビアのベオグラードで行われたサッカーの2016年欧州選手権予選I組、セルビア―アルバニアが前半41分で中断され、没収試合となった。
セルビアから独立を宣言したコソボをめぐり、アルバニア人とセルビア人は対立関係にある。ロイター通信によると、アルバニアの民族主義を示す旗が遠隔操作された無人機でピッチに飛来し、これをセルビアの選手がつかんだことから両国選手の間で乱闘が発生した。
アルバニアの観客を会場に入れない措置が取られていたが、セルビアの観客もアルバニアの選手に危害を加えようと乱入。約30分の中断後に没収試合が決まった。
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