仁川アジア大会で競泳男子の冨田尚弥選手(25)が窃盗事件で略式起訴された問題で、日本オリンピック委員会(JOC)は8日、臨時常務理事会を開き、日本選手団の青木剛団長(67)、田嶋幸三副団長(56)、高田裕司総監督(60)、鈴木大地本部役員(47)と団体としての日本水泳連盟を文書による厳重注意とする処分案を決めた。11月21日の理事会で正式に決める。
JOCの竹田恒和会長は「誠に申し訳なく遺憾に思っている。国民の皆さまにも謝罪したい」と述べた。河野博文副会長は、軽い処分にとどめた理由について「窃盗は突発的、個人的な問題の色合いが強い」と説明した。
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