五輪優勝者の銘板取り外しを公開
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとして建て替えられる国立競技場(東京都新宿区)で7日、正門の上部にある1964年東京五輪の優勝者の名前を刻んだ銘板を取り外す作業が公開された。
取り外し作業は9月17日に開始しており、遅くとも年内に終える計画。65年に設置された銘板には「東洋の魔女」と呼ばれたバレーボール女子日本代表のメンバーや柔道のアントン・ヘーシンク(オランダ)ら全ての金メダリスト319人が記されている。
この日は作業員数人が、御影石でできた銘板をドリルで慎重に取り外し、クレーンで引き揚げた。銘板1枚は200~300キロという。
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