昨年12月に将来的な米大リーグ挑戦の希望を球団に伝えた広島の前田健太投手(26)が12日、今オフのポスティングシステム(入札制度)を利用しての移籍について「今は特に考えていない」と話すにとどめた。前田の海外フリーエージェント権取得は早くても2017年オフとなる。
今季はレギュラーシーズンで11勝9敗、防御率2・60で5年ぶりにタイトルを獲得できなかった。この日敗退が決まったクライマックスシリーズのファーストステージの初戦先発でも敗戦投手になった。「納得できるシーズンは少ないが、今季は後悔の方が多い」と振り返った。
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