PL、新入部員募集せず
高校野球の甲子園大会で春3度、夏4度の優勝を誇るPL学園(大阪)が来年4月に入学する野球部員の受け入れを行わないことが11日、分かった。同校の渉外課によると、学校の理事会で決まった。再来年度以降に受け入れを再開するかどうかは未定で、今後の状況によっては野球部存続の危機が生じる可能性もある。
PL学園は不祥事によって昨年2月から6カ月間の対外試合禁止処分を受け、当時の監督が退任。新監督選びは難航し、昨秋の近畿大会から野球未経験の正井一真校長が監督登録でベンチ入りし、実質的に監督不在の状況が続いている。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。