2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は22日、同五輪と19年ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に向けて建て替えられる国立競技場(東京都新宿区)の解体工事が、業者を選定する入札のやり直しで着工が遅れていることについて「心配している」と懸念を示した。
日本ラグビー協会会長も務める森氏はこの日、東京都議会のラグビーW杯成功議員連盟の設立総会に出席。会合の中では「五輪は東京都だけだが、ラグビーW杯の会場は全国で12ぐらいを予定している。オールジャパンで広がりを見せるので、その余勢を駆って東京五輪につなげたい」とあいさつした。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。