広島が前田健太投手(26)の今オフのポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ挑戦を見送る方針であることが13日、分かった。松田元オーナーが「権利はわれわれにある。行かせてやりたいとは思うが、ことしの成績では難しい」との認識を示した。
前田の海外フリーエージェント権取得は早くても2017年オフ。昨年12月には将来的なメジャー挑戦の希望を球団に伝えたが、今季は11勝9敗、防御率2・60と不本意な成績に終わった。12日には「今季は後悔の方が多い」とし、移籍についても「今は特に考えていない」と話していた。
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