豪栄道「屈辱を肥やしに」
大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)で初のかど番を迎える大関豪栄道が29日、東京都足立区の境川部屋で年内最後の稽古を行い「大関になれたことは良かったが、1年の締めが悪かった。来年に向けて肥やしにしたい」と述べた。
28歳の豪栄道は7月の名古屋場所後に大関となったが、昇進から2場所は8勝、5勝と低迷。特に10敗を喫した先場所は「何をしてもうまくいかず、屈辱的で情けなかった」と胸中を吐露する。かど番について「追い詰められた気持ちは確かにあるが、マイナス面を考えずにやりたい」と危機感を漂わせた。
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