会場変更は障害者の視点で検討
2020年東京パラリンピックの準備状況を確認する国際パラリンピック委員会(IPC)と大会組織委員会による第1回事務折衝は16日、2日間の日程を終えた。東京都内で記者会見したIPCのゴンザレス最高経営責任者(CEO)は、パラリンピックの会場計画見直しでは「まず障害者が支障なく利用できるかどうかが検討されなければならない」との考えを示した。
建設コスト削減のために計画見直しを進める東京都は、車いすバスケットボールと車いすフェンシングの会場に予定していた「夢の島ユース・プラザ」(江東区)の建設中止を表明。組織委は今後、代替会場を検討する。
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