日本中央競馬会(JRA)は10日、千葉県の中山競馬場で7日に行われた第6レースの新馬戦で1着となったピンクブーケ(2歳牝馬、小西一男厩舎)の検体から禁止薬物のカフェインが検出されたと発表した。JRAで禁止薬物が出たのは21年ぶり。
JRAは競馬法違反の疑いがあるため、船橋警察署に届け出るとともに、原因についての調査を依頼した。同馬は失格となり、12月8日から16日までの出走が停止された。また、このレースでの2着以下の順位は繰り上がったが、勝馬投票券に影響はない。
JRAの小林善一郎常務理事は「早期の原因究明と再発防止に万全を尽くします」とコメントした。
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