柔道・海老沼「一戦一戦に集中」
柔道のグランドスラム東京大会(東京体育館)に出場する有力選手が4日、東京都内のホテルで開幕前日の記者会見に臨み、男子66キロ級で世界選手権3連覇中の海老沼匡は「一戦一戦、気を抜かず集中して闘う」と5日の本番へ気迫をにじませた。
同級には17歳の阿部一二三が初出場。「すごく勢いのある選手。闘ってみたい」と受けて立つ構えで、阿部は「同じ舞台に立てるのは光栄」と話した。
女子ではロンドン五輪57キロ級覇者の松本薫が「攻撃的に、自然体で闘う」と世界選手権2回戦敗退の雪辱に燃え、48キロ級2連覇を狙う19歳の近藤亜美は「元気いっぱいの柔道を見せたい」と話した。
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