IOC、海外の既存施設利用促す
【モナコ共同】2018年に韓国で開かれる平昌冬季五輪の大会組織委員会がそり競技の日本開催を検討している件で、国際オリンピック委員会(IOC)のリンドベリ調整委員長は6日、「そり競技施設の建設は大きな負担になり、大会後の利用も難しい。平昌は賢明な判断をすべきだ」と述べ、海外の既存施設利用を促す考えを示した。
ボブスレーとリュージュ、スケルトンのそり競技で五輪や世界選手権を開催できる施設は世界で十数会場しかなく、アジアでは長野市の「スパイラル」一つしかない。組織委の趙亮鎬会長は「海外の12の会場で(日本も)選択肢の一つ」と説明した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。