【ロンドン共同】ロシアの組織的なドーピング疑惑がドイツの公共放送で報じられた問題で、国際陸連(IAAF)がマーケティング関連の役職に就くディアク会長の息子ら3人の関係者を調査終了まで職務停止にしたことが11日、分かった。英PA通信が伝えた。IAAFで財務担当を務めるロシア陸連のバラフニチェフ会長も含まれている。
番組では陸上女子でシカゴ・マラソン3連覇のリリア・ショブホワが陽性反応を示したデータを隠してロンドン五輪に出るため、45万ユーロ(約6600万円)をロシア陸連幹部に支払ったとする証言が紹介された。IAAF関係者も関与したとしている。
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