日本オリンピック委員会(JOC)が国内競技団体の関係者を集めた12日の会議で、2014年に五輪競技の国際競技連盟で理事などの役員を務めている日本人は16人しかいないとの集計結果を発表した。
国際連盟会長は1人もおらず、副会長は国際卓球連盟の前原正浩氏(日本卓球協会専務理事)1人。非五輪競技の国際連盟役員を合わせても77人で、100人いた08年から減少傾向にあるという。
国際舞台での発言力強化は日本のスポーツ界が抱える課題で、文部科学省は、国際連盟の役員倍増を目指して国内団体を支援するための関連費用を15年度予算の概算要求に盛り込んだ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。