【モナコ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は4日、ロシアの組織的なドーピング疑惑がドイツ公共放送ARDで報じられた問題について「深刻な事態だ」と述べ、疑惑の解明を求めてロシアの当該選手や関係者に対し緊急対応策を準備する意向を明らかにした。
バッハ会長は同日にモナコで世界反ドーピング機関(WADA)のリーディー委員長と協議。IOCも協力して徹底的に調査する方針で一致したという。WADAは内容の一部についての情報や証拠を既に把握しており、調査に乗り出している国際陸連(IAAF)の倫理委員会とも連携して事実を確認する。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。