日本サッカー協会は21日、東京都内で評議員会を開き、2016年3月の次回役員改選から会長選任に選挙を含む手続きを定め、関連する規約の改正を承認した。これまでは協会幹部が選んだ会長候補を理事会が承認し、評議員会が追認する形だった。
国際サッカー連盟(FIFA)から組織の透明性を高める要請を受け、総会での選挙で会長を決めるFIFAに準拠する方式とした。理事会が会長候補1人を選ぶが、評議員も7人以上が推薦すれば、候補者を擁立できる。複数の候補が出た場合は評議員による投票で決め、最終的に新理事会で選任する。
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