【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会の調査部門トップで、2018、22年ワールドカップ(W杯)の招致不正疑惑の報告書を作成したガルシア氏が17日、辞任した。倫理委の独立性に疑問を呈し、FIFAが招致疑惑解明に積極的に取り組む姿勢がないとして「自分の役割は終わった」との声明を出した。
調査部門がまとめた報告書をもとに、11月13日に倫理委裁定部門トップのエッカート氏が、18年ロシア、22年カタール両大会の開催は妥当と結論づけて発表した。しかしガルシア氏は報告書に記載した内容と異なると反論していた。
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