【ロンドン共同】世界反ドーピング機関(WADA)は10日、ロシアで国ぐるみの組織的なドーピング違反疑惑があるとドイツ公共放送が報じたことを受け、徹底調査を始めると発表した。リーディー委員長は「WADAは独立した組織でクリーンな選手を守る任務がある。不正疑惑解明には証拠を集め、厳重な検査が必要になる」と声明を出した。
この問題はシカゴ・マラソンを3連覇した女子のリリア・ショブホワらが公共放送でドーピングの実態を証言。国際オリンピック委員会(IOC)副会長でもある同委員長は、国際陸連(IAAF)の倫理委員会とも連携して情報を共有する。
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