五輪改革の全40項目を承認
【モナコ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、モナコでの臨時総会第1日で、中長期改革「五輪アジェンダ2020」の40項目の審議を予定より早く全て終了し、全項目が全会一致で承認された。記者会見したバッハ会長は「五輪の独自性や価値、将来像を示す絵ができた」と満足感を示した。
実施競技の見直しでは開催都市に複数の種目の提案権を認め、2020年東京五輪での野球とソフトボール復帰が有力となった。種目を追加した場合、参加選手数の上限と定めた約1万500人を上回ることが懸念されているが、バッハ会長は開催都市の意向に沿って柔軟に対応するとの考えを示した。
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