逸ノ城が出稽古、遠藤に5勝9敗
大相撲で注目の両雄が稽古場でぶつかり合った。モンゴル出身で怪物と呼ばれる21歳の関脇逸ノ城が22日、埼玉県草加市の追手風部屋へ初めて出稽古し、期待の日本人力士で人気者の24歳、幕内遠藤と14番取った。
両者は巡業の稽古場で手合わせしたことがあるが、相撲部屋では初。逸ノ城は当たってすぐに上体が浮く欠点を露呈し、体重約200キロが相手の寄りにあっさりと屈する場面が目立った。5勝9敗と精彩を欠き「また、あしたもあるので頑張ります」とだけ言い残して引き揚げた。
逸ノ城は23日も追手風部屋に出向く予定。
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