「週刊実話」の記事で名誉を傷つけられたとして、読売巨人軍が発行元の日本ジャーナル出版に3300万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で東京地裁は17日、名誉毀損を認めて220万円の支払いを命じた。
問題になったのは2011年12月8日号と12年2月9日号、4月26日号の記事。一部の選手が入団する際、公表した契約内容より高額な金銭を支払っていたなどと報じた。
石栗正子裁判長は「内容を真実と認める証拠はなく、裏付け取材も不十分だった」と指摘した。
日本ジャーナル出版は「判決には納得できない。今後の対応は検討中だ」とコメントした。
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