国立聖火台、20年再利用の構想
1964年東京五輪の象徴となった国立競技場の聖火台を、20年東京五輪・パラリンピックで再利用する構想があることが31日、分かった。大会組織委員会がメーンスタジアムとして建て替えられた後の新国立競技場に再び設置し、聖火をともす案が浮上している。
聖火台は現在、宮城県石巻市に貸し出されている。実現すれば64年五輪のレガシー(遺産)を20年五輪に伝え、東日本大震災からの復興に寄与するという大会理念を表すシンボルになりそうだ。
森喜朗会長は10月、「再び火をともすことができれば日本の技術力、ものを大切にするという国民性を世界に示すことができる」などと発言。
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