日本高野連は27日、大阪市内で理事会を開き、延長戦で人為的に走者を置いて試合の早期決着を図るタイブレークを、来年の春季地区大会で一律に導入することを決めた。延長のどの回から始めるかなど詳細は来年1月をめどに決定する予定。春季大会は春夏の甲子園大会に直結しない。
高野連は今夏、選手の健康管理に関する全加盟校対象のアンケートを実施し、タイブレークは消極的賛成を含めて約半数の高校が肯定的に捉えた。当初は春季都道府県大会を含めた導入を目指したが合意を得られず、既に関東と北信越で採用されている地区大会のみで実施する修正案が採用された。
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