下村博文文部科学相は28日の記者会見で、札幌市が2026年冬季五輪招致に乗り出す意向を正式表明したことに「私としては応援したい。ぜひ成功するように」との姿勢を示した。
今後、招致活動が本格化した場合、20年東京五輪に向けた準備を同時に進めることになるが「妨げになるとは思っていない」との見解を示した。18年には韓国の平昌で冬季五輪があり、アジアで五輪が続くことが不利に働くという見方もある。財政面も懸念され「国の支援は別にして、意欲を持っていることについては敬意を表したい」と述べた。
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