20年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、東京都港区にオープンした超高層複合ビル「虎ノ門ヒルズ」へ来春にも移転する見通しであることが20日、分かった。現在は東京都庁と近接の商業ビルに拠点を置いているが、職員が増えて手狭になるため。組織委幹部は「中枢部隊を来年3月ごろにも移し、都庁と連携の強い分野は残したい」と話した。
虎ノ門ヒルズは中央省庁が集まる霞ケ関に近く、東京五輪のアクセス道路となる環状2号線の真上に立つ。約50人でスタートした組織委は最大で3千人規模に膨らむ見通しで、組織委幹部は五輪が近づけば会場がある臨海部へ新拠点を開設する可能性も示唆した。
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