仁川アジア大会組織委員会は29日の記者会見で、19日の開会式で入場券を一部無料配布したことを明らかにした。会場の仁川競技場の収容人員は約6万人。有料での入場者は3万人強だったという。
組織委によると式典の予算は約200億ウォン(約21億円)。担当者は「それだけの規模の開会式に空席があっていいものかと悩んだ。市民サポーターら開催に力を尽くしてくれた人々を呼んで席を埋めることにした」と説明した。10月4日の閉会式も同様の措置を検討しているという。(共同)
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