錦織選手「まだ発展途上」
島根県が検討していた県民栄誉賞の授与について、テニスの全米オープン男子シングルスで準優勝した松江市出身の錦織圭選手が「まだまだ発展途上で、世界ランキング1位などの夢に向かって努力している最中」とのメッセージを県に寄せていたことが17日、分かった。
島根県の溝口善兵衛知事が同日の記者会見で明らかにした。授与は見送る。
錦織選手はメッセージで「私にとっての原点は、13歳まで育った松江市と島根県なのでとても光栄」とした上で、「プロテニス選手として何かを成し遂げ、キャリアに区切りを付けたときがふさわしいのではないか、というのが率直な思いです」とした。
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