ヒジャブ禁止はバスケ連盟判断
【仁川共同】仁川アジア大会組織委員会は25日の記者会見で、バスケットボール女子でカタールの選手がイスラム教徒の女性が髪などを覆う「ヒジャブ」の着用を禁じられたために24日の試合を放棄したことに関し、一連の判断は国際バスケットボール連盟(FIBA)のルールによるものとの見解を示した。
広報担当者は「組織委は大会の全体的な責任を負うが、競技運営はそれぞれの国際連盟に委ねられている。今回はFIBAの規定によりモンゴルの勝利となった」と話した。試合は相手のモンゴルに20―0の勝利が記録された。組織委にカタールから正式な抗議はきていないという。
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