カタール女子がバスケ参加中止
【仁川共同】仁川アジア大会のバスケットボール女子で、イスラム教徒の女性が髪などを覆う「ヒジャブ」の着用を禁じられたカタール代表が、この種目の大会参加を取りやめたことが25日、チーム関係者の話で分かった。前日のモンゴル戦に続き、この日のネパール戦も試合を放棄した。26日に帰国するという。
国際バスケットボール連盟は相手選手を負傷させる恐れがあるとして、ルールでヘアアクセサリーなどの着用を禁じており、頭全体を覆うヒジャブは規定に反するとしてモンゴル戦の直前に外すよう求めた。
今大会サッカーなどではヒジャブを着けた選手が問題なく参加している。
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