文部科学省は17日、2月のソチ冬季五輪での日本選手への支援について、外部の検証チームがまとめた報告書を発表した。有望競技を重点支援するマルチサポート事業や情報、医科学の支援が海外の冬季五輪で過去最多の8個のメダル獲得に貢献したと評価する一方、課題も指摘。
スノーボード女子パラレル大回転銀メダルの竹内智香は国立スポーツ科学センターの低酸素トレーニング室を活用して体力強化を実感し、同ハーフパイプでは滞空時間の分析が有効だったとした。男子団体銅メダルのノルディックスキー・ジャンプでは映像をタブレット端末などに転送し、確認できるシステムが効果的だったとした。
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