野球、大塚兼任監督が現役引退
プロ野球や米大リーグで活躍した独立リーグ、ルートインBCリーグ信濃の大塚晶文監督(42)は15日、兼任していた選手を今季限りで引退することを明らかにした。長野市内で行われた新潟とのリーグ最終戦に救援登板。現役最後のマウンドにした。
大リーグのレンジャーズに所属した2007年に右肘を故障。5度の手術を経て昨季途中に信濃入りし、今季は監督に就任した。帰国後に肩や指も痛めて一度も登板できてなかったが、心臓移植手術が必要な長野県の少女の存在を知り、病を克服してほしいとの願いを込めた登板で選手にピリオドを打つことにした。
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