プロ野球12球団が、海外フリーエージェント(FA)権を取得前の選手の米大リーグ移籍を認めた場合に利用するポスティングシステムの申請手続き期間が1日、スタートした。来年2月1日まで申請できる。
昨年12月に日米間で合意した新しいポスティングシステムでは、選手が所属する日本球団が2千万ドル(約22億円)を上限に譲渡金を設定して日本野球機構を通じて大リーグ機構に通知。その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が30日間、交渉できる。
国内FA権を行使した選手は他球団と契約するまで前所属球団が保有権を有するため、球団が制度の利用を認めれば同時に申請できる。
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