サッカー女子のなでしこリーグのAS埼玉が今季の試合で、ホームチームに手配が義務付けられているマッチドクターに医師免許のない整体師を起用する規約違反を犯していたことが22日、複数のリーグ関係者の話で分かった。リーグは23日の理事会で処分を決めるが、勝ち点の一部を削減されるなど重いペナルティーが科される可能性もある。
AS埼玉の早乙女秀雄理事長によると問題があったのは5月の1試合。病院に勤務していた整体師を医師と勘違いしたと釈明し「今後は必ず医師免許を確認する。二度と同じ間違いをしないようにしたい」と話した。AS埼玉は今季のリーグで3勝1分け10敗の8位。
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