W杯の開幕戦会場で初の公式戦
【サンパウロ共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕戦の会場で、度重なる事故で完成が大幅に遅れていたサンパウロのサンパウロ・アリーナで18日、本番を前に初の公式戦が行われ、約3万7千人を集めたが大きな混乱なく終了した。
試合はブラジル全国選手権のコリンチャンス―フィゲイレンセ。本来は約6万6千人収容だが、保安上の理由などから観客を制限して実施し、警備や観客の誘導など12項目で運営のチェックが行われた。地元組織委のトラジ最高経営責任者(CEO)は記者会見で「全ての分野をテストできた。開幕までのベースはできたと思っている」と評価した。
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