フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)がグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯で頭部などを負傷しながら出場したことについて、体操男子の内村航平(コナミ)は21日「(賛否両論)どちらの意見も分かるが、やるのは選手。選手の意見を尊重した方がいい。僕も周りが止めても後先を考えずに出ると思う」と理解を示した。
内村は左肩に痛みを抱えながら臨んだ5月の全日本選手権で史上初の7連覇を達成した。欠場を促す指導陣を押し切ったが「これも経験。(欠場は)今後のため、自分のためにならないと思った」という。「羽生君も同じ気持ちだったのかもしれない」と胸中を察した。
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