【ロンドン共同】国際ラグビーボード(IRB)主催の「世界ラグビー会議」が17日、ロンドンで始まり、有識者や選手らが意見を交わした。タックルなど接触プレーを繰り返すことから脳振とうに関する討論があり、専門家が「脳振とうは脳のけが。しかし驚くほど知識のない人が多い。コーチや若年層への教育が必要だ」と注意を呼びかけた。
競技を取り巻く現状について元アルゼンチン代表SHのピチョト氏が「15人制は少数の強豪とそれ以外に分かれている」と問題点を指摘。「多くのチームが強豪国と戦えるようにして、全体的なレベルを上げる必要がある」と提言した。
会議は18日まで開かれる。
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