高校野球、済美の新監督に乗松氏
高校野球の強豪、済美(愛媛)は13日、故上甲正典監督の後任に保健体育科教諭の乗松征記氏(47)が就任したと発表した。乗松新監督は記者会見で「(上甲氏は)命を削りながら指導にまい進された。その遺志を受け継ぎ、選手を再び日の当たる場所に連れて行きたい」と抱負を語った。
8月に部内で悪質ないじめがあったことが発覚。日本学生野球協会から1年間の対外試合禁止処分を受けたため、来夏の甲子園大会出場が絶望となった。「多くが沈みがちになっている。心のケアをし、まずは元気を取り戻したい」と話した。
乗松監督は松山商(愛媛)時代の1984年に春夏の甲子園大会に出場した。
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