黒人初のプロゴルファーが死去
【ニューヨーク共同】米プロゴルフ協会は4日、黒人初の男子ツアーメンバーとなったチャーリー・シフォード氏が3日に死去したと発表した。92歳。死因は明らかになっていないが、近年は脳卒中を患っていた。人種差別と闘い、後にタイガー・ウッズらが活躍する道を切り開いた。
ノースカロライナ州出身のシフォード氏はキャディーをしながらゴルフを学び、39歳のときに「白人のみ」というツアー条項を撤廃させてメンバー資格を獲得した。1967年に初勝利を挙げ通算2勝、シニアツアーでも2勝した。
2004年に黒人として初の殿堂入り。14年には、米国の文民に贈られる最高位の勲章である「大統領自由勲章」を受けた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。