プロ野球で2年連続の日本一を目指すソフトバンクの王貞治球団会長は6日、本拠地のヤフオクドームの外野に新たなフェンスを設けて観客席をつくり、右中間と左中間の部分が狭まる改修について「本塁打が増えるとかは短絡的。投手も対策を考える。野球がより楽しくなると思う」との考えを示した。
従来のフェンスは5・8メートルの高さだったが、前方に新設するフェンスは1・6メートル低い4・2メートル。右中間と左中間は最大で約5メートル狭くなるという。王会長は攻守とも丁寧さが求められると指摘し「野球の面白さ、緻密さ、新たな魅力を発見してもらえるのではないか」と語った。
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