2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の整備費として、文部科学省が14年度補正予算案に約120億円を盛り込んだことが6日、分かった。同日の自民党文部科学部会で報告された。補正予算案は9日に閣議決定される見通し。
新競技場の建設は、現在の国立競技場の解体工事終了後の10月に始まり、15年度の事業となる。文科省によると、15年度予算の枠内では建設のための整備費を計上することが難しいため、補正予算案に盛り込んだ。
国立競技場の改築は総工費として1692億円が見込まれているが、膨張を懸念する声が出ている。
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