関脇逸ノ城の調整に暗雲が垂れこめた。7日は東京都墨田区の時津風部屋へ出稽古したが、腰と右肩の痛みのため一番も相撲を取らず、同じく出稽古の横綱白鵬らの申し合いを、ただ見つめるだけだった。
不安のある腰にはテーピングをしており、右肩は5日の稽古中に痛めたという。師匠の湊親方(元幕内湊富士)は「大事を取って」と説明したが、本場所への影響が懸念される。本人は「(肩は)力が入らない」と浮かない表情だった。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。