大相撲初場所11日目の21日、東京・両国国技館で定員1万668人分の入場券が完売する「札止め」を記録した。初日から11日間連続の大入りで、12日目以降の前売り券は既に完売。当日券350枚を残すだけの盛況で、東京開催場所では1997年初場所以来18年ぶりに15日間満員御礼となるのが確実となった。
人気回復傾向は昨年後半から本格化。日本相撲協会によると、東京開催の平日の札止めは昨年夏場所13日目以来で、11日目に限ると98年初場所以来だ。北の湖理事長は「力士が一生懸命頑張っている。それ以上、何もない。一番一番、いい相撲ばかりだ」と土俵の充実に手応えを得た。
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