全日本スキー連盟は26日、昨年9月の御嶽山噴火の影響により長野県王滝村のスキー場「おんたけ2240」で3月末から4月に開催予定だったアルペンスキーの全日本選手権スピード系を中止すると発表した。代替開催もない。
同スキー場はゲレンデの一部が火口から4キロの立ち入り規制区域内に入っていたため、営業を見合わせている。気象庁が19日に火口から4キロ圏内としていた噴火警戒範囲を3キロ圏内に縮小したことを受け、王滝村も立ち入り規制区域を3キロに縮小、2月下旬に営業を再開する方針だが、全日本連盟は開催へ十分な準備ができないと判断した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。