五輪開催地、最低5競技で再検討
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は28日、札幌市での講演で、昨年12月に国際オリンピック委員会(IOC)で採択された中長期改革「五輪アジェンダ2020」で開催都市以外の都市との分散開催が認められたことに触れ「最低五つの競技」で開催地を再検討していると明らかにした。
IOCの方針を「東京一つでやる必要はないと示してくれた。大変ありがたい」と評価した上で「今ある競技の中でも最低五つくらいは(開催地が)変わる。レガシー(遺産)を生かそう」と語り、開催地を再検討させているとした。
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