【ロンドン共同】国際陸連(IAAF)は21日、ロンドン五輪の男子50キロ競歩を制したセルゲイ・キルジャプキンら五輪金メダリスト3人を含む計5人のロシア選手が血液データを蓄積した「生体パスポート」で異常値を示し、資格停止処分となった問題について、過去の主要タイトルの見直しも検討するとの声明を発表した。
IAAFはロシアの反ドーピング機関の決定を評価した上で、2009年に導入された「生体パスポート」で37選手が処分されたうち、ロシア選手が23人とも指摘。ロシア陸上界で特に競歩に深刻な懸念を表明した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。