【ソウル共同】2018年に韓国で開かれる平昌冬季五輪の準備会合で平昌を訪れている国際オリンピック委員会(IOC)のリンドベリ調整委員長は16日、平昌五輪は分散開催をせず、「現在計画されているメニュー通りに競技を行うことを決めた」と述べた。大会組織委員会が明らかにした。
平昌五輪は財政難による準備の遅れや、大会後の施設の再利用計画が確立されていないことが懸念されている。昨年12月にIOCで承認された中長期改革「五輪アジェンダ2020」で、分散開催が認められたことから、一部のそり競技を長野市の「スパイラル」など国外施設で実施することが取り沙汰されていた。
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